公益財団法人
神戸大学六甲台後援会
理事長 稲垣 滋
今年、神戸では11月になっても夏日が記録されるという暑い秋でしたが、11月半ばの六甲台キャンパスは雲一つない晴れ渡った青空、
明るいベージュ色の六甲台本館、玄関前のイチョウは太陽の光を受けて黄金色に輝き、正門前を舞う紅葉、ようやく秋が深まってまいりました。
改めて、母校の素晴らしい教育・研究環境を感じました。そして、今は、心地よい冬晴れが続いております。
今年の冬は、西日本は暖冬と予報が出ていますが、皆様におかれましてはお元気でお過ごしのことと存じます。
さて、当財団におきましては、11月21日に理事会が開催され、令和6年度研究教育助成事業の実施について審議し、
令和5年度と同規模の助成事業を社会科学系部局に対して実施することを決定し、募集要項を社会科学系部局に送付いたしました。
この助成の趣旨は、神戸大学に所属する教員並びに学生による社会科学分野の学術活動の促進と教育研究の振興に対して支援を行い
、もって広くわが国及び世界における学術の発展と教育の充実に寄与することを目的としています。
(助成事業の募集内容は、当財団ホームページの「お知らせ」に掲載しています。)
新型コロナウィルスの感染状況も落ち着き、「令和5年度研究教育助成事業」につきましても概ね計画どおりに実施されており、助成の趣旨、目的を達成できると考えています。
また、当財団では助成事業が計画どおりに実施できるよう、神戸大学の社会科学系部局と連絡をこれまで以上に密にしていく所存です。
こうした助成事業は、卒業生の皆様等からいただいたご寄附により実施いたしております。
皆様には、日頃よりご寄附をお寄せいただき、御礼申し上げます。
引き続き、当財団の活動状況につきましてご理解をいただき、今後とも一層のご支援ご協力を賜わりますよう重ねてお願い申し上げます。
(令和5年12月吉日)